当組合が行う健診等のご案内
私たちが健康で充実した生活を営むためにはそれなりの努力が必要です。たとえ自覚症状がなくても定期的な健診を受けることもその一つで、当組合では特定健診や人間ドックなどの各種健診等をご紹介し、またその費用の一部を補助しています。
当組合が行う健診等
種別 | 被保険者 (任意継続被保険者を除く) |
被扶養者 (任意継続被保険者を含む) |
健保の補助 |
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①特定健診 | - (注1) | 30歳以上(注2) | *全額健保負担 |
②生活習慣病健診 | 30歳以上 | 30歳以上 | *健保負担上限19,800円 *受診者一部負担あり |
③各種人間ドック (注3) |
30歳以上 | 30歳以上 | *料金の7割
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④婦人科検診 | 30歳以上 | 30歳以上 | *健保負担上限8,250円 |
⑤郵送検診 (大腸ガン・子宮頸ガン・前立腺ガン) |
30歳以上 | 30歳以上 | *全額健保負担 |
⑥各種予防接種 | 年齢制限なし | 年齢制限なし | *健保負担上限1,100円 |
⑦特定保健指導 | 組合が選定した方 | 組合が選定した方 | *全額健保負担 |
(注1)事業主の行う定期健康診査が優先し、その検査には特定健診の検査項目も含まれるため、組合の補助の対象とはなりません。
(注2)法律上は40歳~75歳未満ですが、当組合では30歳から前倒しで実施しています。
(注3)一般的な人間ドックだけでなく、脳ドックや肺ドックなども同様にその費用の一部を補助しています。
(注4)健保の補助を受けて受診できる健診は年度1回です。④婦人科検診は、①~③の健診と同時に行うことを原則とし、⑤郵送検診は上記の健診を受診されない方を対象としています。また、⑥各種予防接種の健保補助も年度1回です。詳しくは組合健診担当までお問い合わせください。
①特定健診健康診査)
40歳以上75歳未満の方を対象として、メタボリックシンドロームの予防・解消に重点をおいた特定健診(特定健康診査)が各医療保険者に義務づけられ、当組合でも30歳台から前倒しで実施するなど、積極的に取組んでいます。
なお、被保険者(任意継続被保険者を除く)の方の特定健診は、労働安全衛生法の定期健診にその検査項目が含まれ事業主負担となることから、健康保険組合の補助の対象にはなりません。それ以外の方の特定健診は、原則、全額健保負担で受診できます。
②生活習慣病健診
特定健診がメタボリックシンドロームに特化した健診であるのに対し、生活習慣病健診は特定健診の検査項目の他に、ガンや感染症の検査なども網羅した総合的な健診です。ただし、健診内容は検診機関によって異なり、必ずしも一律ではありません。
③各種人間ドック
生活習慣病健診より詳細な検査を行うのが人間ドックです。最近は日帰り半日ドックが主流ですが、大別すると、多項目の検査を行う人間ドック(総合精密健診)と、脳ドック、肺ドックなど、部位を特定して詳細に検査するドックがあります。
人間ドックは、生活習慣病健診以上に相違があり、料金だけでなく受診目的やサービスなど総合的に判断して選択してください。また、定期健診などと比べ多項目の検査を行ってはいますが、それを絶対的なものと考えるのは危険です。あくまで一次のスクリーニングとお考えください。
④婦人科検診
当組合では婦人科検診を別枠で補助し受診を奨励しています。最近の乳ガン検査ではマンモグラフィー(X線検査)や超音波検査(エコー)が、子宮ガン検査でも医師による採取、コルポスコープを使った採取、卵巣も網羅したエコーなど多彩になり、ソフト・ハード面においても女性だけのフロアーを設けるなど、受診される方に配慮した検診機関が増えてきています。ご自身にあった検診機関で、定期的に生活習慣病健診などと一緒に受診してください。
⑤郵送検診
郵送検診は、自宅にいながら検査ができる手軽さが最大のメリットです。当組合では大腸ガンと子宮頸ガンと前立腺ガンの検査を秋に実施しており、検体の郵送代を含め自己負担なしで受けることができます。
⑥各種予防接種
インフルエンザの流行に備えて予防接種を受ける方が増えています。当組合ではインフルエンザに限らず、各種予防接種の費用を年度1回に限り補助(1,100円)しています。
⑦特定保健指導
「特定保健指導」とは、健診結果からメタボリックシンドロームのリスクが高い方を抽出し、その方に健康管理の専門家の方のもと保健指導(3ヵ月~6ヵ月)を受けていただき、体質改善を図るものです。対象者には組合から利用券が発券され、指導料金を全額健保が負担しますので費用負担はありません。
各種健診の受け方と費用負担
パターン1. 組合と個別契約した検診機関での受診
当組合では、一定水準以上の検診機関と個別契約し、受診しやすい環境を整えるよう努力しています。契約にあたっては生活習慣病健診などに最低限必要と思われる項目を必須とし、費用についても一般で受診するよりも廉価で契約しています。また、補助金申請などの事務手数もかかりませんし、年度初旬(4~6月)の健診が集中する時期には、組合で事前に全事業所に希望を伺い各契約検診機関に日程の枠を確保するなど利便性を図っています。この詳細は2月初旬に各事業所宛ご案内する要領をご覧ください。
それ以外の時期に受診される方は、直接、各契約検診機関にお申し込みください。その際、当組合の加入員であることを申し添えてください。
契約検診機関の一覧と健診の種類、料金等はこちら(A3)をご覧ください。
パターン2. 東振協契約医療機関での受診
被扶養者を主とした婦人健診・特定健診の契約を結んでおります東振協と、令和4年度より被保険者を主とした契約を新たに追加いたしました。
全国の医療機関と提携している東振協と契約することで、幅広い医療機関でご受診できることとなり、加入者皆さまの受診機会が拡大するとともに、安価な負担金にて受診可能となりました。
また、東振協契約医療機関のなかには、今まで補助金申請にて手続きしていた医療機関も一部含まれておりますので、こちらの東振協経由に切り替えることにより、事後の手続きなく契約健診機関と同様の流れで受診でき、利便性も向上いたしました。下記詳細・医療機関リストをご確認いただき是非ご利用ください。
【健診コース】
定期健診 |
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【A2コース】 |
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生活習慣病予防健診 |
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【Bコース】 |
人間ドック |
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申込方法 | 希望される医療機関へ直接電話にてお申し込みください。 |
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受診費用 | 全国医療機関一律の料金となります。 ※コース別資料参照 所定の負担額を各医療機関にお支払いください。 |
健診実施 | 事前に医療機関から受診者(事業所)に対して健診のご案内書 (検査容器など同封)を送付し、ご受診いただきます。 |
健診結果の送付 | 取りまとめの東振協から所定の形式にて作成送付いたします。 生活習慣病予防検診の個人結果報告書及び事業所用提出資料は、同封のうえ事業所宛に送付されます。人間ドックの個人結果報告書につきましては、個人宅宛の送付となります。 |
パターン3. 集合契約検診機関での受診
平成20年度から、従来の市区町村が実施してきた住民健診が廃止され、それに替わるものとして特定健診が医療保険者に課せられました。医療保険者の上部団体(健康保険組合連合会など)と、全国的な検診機関の団体(Aタイプ)や地区医師会など(Bタイプ)が契約することで、健診データや料金の精算などを処理する巨大なネットワークが構築されました。全国のほとんどの病院・診療所・保健所・検診機関での利用が可能です。
- 参考リンク
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- 実施施設の検索
(パスワードは「東京港運」、「06131379」です)
当組合では(Aタイプ)(Bタイプ)とも利用可能です。
- 実施施設の検索
健診の種類 | 特定健診(特定健診以外を希望される方はパターン1または5での受診となります) |
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対象者 | 30歳以上の被扶養者(任意継続被保険者を含む) |
健保の補助 | 全額健保負担(ただし著しく高額な場合はご負担いただく場合があります) |
受診方法 | 希望する医療機関で予約をされた後に、組合にお申し込みください。「受診券」を発券いたします |
パターン4. 会場集合型健診での受診
春季と秋季の年度2回、全国で、健康保険組合の上部団体との共催で開催しています。その詳細は、募集時期に組合機関誌「けんぽだより」やホームページでご案内します。
健診の種類 | 特定健診(特定健診以外を希望される方はパターン1または5での受診となります) |
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対象者 | 30歳以上の被扶養者(任意継続被保険者を含む) |
健保の補助 | 全額健保負担 |
受診方法 | 募集期間に組合までお申し込みください。「健康診断受診票」を発券いたします |
パターン5. 上記以外での受診
上記「パターン1.個別契約検診機関」、「パターン3.集合契約検診機関」、「パターン4.会場集合型健診」で受診できない場合には、ご希望の検診機関で健診を受けていただき、後日その領収書と検診結果表(問診票)を添付し、「健診等補助金支給申請書」にて申請していただければ、下記区分により補助金をお支払いたします。
健診の種類 | 特定健診、生活習慣病健診、各種人間ドックなど |
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対象者 | 30歳以上の被保険者および被扶養者(各種予防接種は年齢制限なし) |
健保の補助 |
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受診方法 | 受診・接種後、所定の用紙で申請してください |
パターン6. 郵送検診
当組合では毎年秋に、郵送による大腸ガンと子宮頸ガンと前立腺ガンの検査を募集しています。その詳細は、募集時期になりましたら組合機関誌「けんぽだより」やホームページでご案内します。
郵送検診の注意事項として、大腸ガンについては今年度、契約検診機関で人間ドックや生活習慣病健診を受診(予定)された方は、検体の提出の有無にかかわらず郵送検診の補助はありません。子宮頸ガンについては、実際の受診がなければ郵送検診の補助を受けることができます。
健診の種類 | 大腸ガン、子宮頸ガン、前立腺ガン |
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対象者 | 30歳以上の被保険者および被扶養者 (子宮頸ガンは20代女性も可能、前立腺ガンは35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の男性のみ可能です) |
健保の補助 | 全額健保負担 |
受診方法 | 募集期間に組合までお申込ください |